喉の痛み・炎症に効く食材②大根

大根も昔から「喉の痛みや咳に大根あり」といわれ、喉の炎症を抑えることのできる食材として有名です。
大根のあの辛味成分には、炎症を鎮めたり、咳を止め、さらには殺菌作用もあります。またこの大根には、天然の消化剤が含まれているので喉の痛みの際ぜひ用いたい食材です。

喉の痛みに効く!なぜ大根が炎症を抑えるか?

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大根には強力な消炎作用があり、特に汁にパワーがあります。大根おろしなどにして液体で摂取すると喉の隅々まで浸透させることができます。うがいや、炎症止めスプレーでは届かない場所まで効果を行きわたらせることができます。
もう一つは喉に潤いを与えてくれることです。風邪には喉の乾燥は大敵です。

消毒液は確かに殺菌はしてくれますが大根汁は喉を潤すこともできます。のど飴で潤すこともできますが、糖分の取り過ぎになりますし、飴を舐めたからといって消炎・殺菌効果はあまりなく残念ながら一時しのぎの場合が多いです。

また、含まれる栄養素も見逃せません。大根には風邪に効果的とされるビタミンCが多く含まれている以外に、辛み成分がなんと白血球を活発にさせたり、細菌の力を弱めてくれるなど特別な働きもあります。

はちみつ大根は効果絶大!

はちみつ大根は簡単に作れて、効果もお墨付き、ぜひ試してみましょう。
これは、その名の通りはちみつと大根を使って作ります。炎症が起こっている時も喉にダメージを与えることなく喉の違和感と戦ってくれるからです。薬よりも早く効果が表れるのを期待できます!

作り方
いたってシンプルな作り方です。大根を汁が出やすいように小さく切って、蜂蜜と合わせてエキスが出てくるまで放置すれば大丈夫です。約3時間後くらいから大根のエキスが出てきますので食べられます。

この出てきたエキスはシロップとしてそのまま舐めてもおいしいのですが、熱くなりお湯で割って飲んでください。大根のにおいが気になる場合はおろした生姜を混ぜると、大根のにおいが消えて飲みやすくなるうえ、生姜の効果も加わり身体もポカポカ温まってきます。

捨てないで!大根の葉

大根の葉は悪い物を消除し、肺や咽喉の熱を取り除くために働き、喉の腫れを解消し、調子を整えることができます。生のものと、熱したものでは、効能が違いますので、喉の痛みの際は生のものを使ってください。

作り方
まず大根の葉はきれいに洗ってから千切りにします。塩を入れて、15分ほど放置してまってください。しんなりしてきますので生のまま食べられます。大根の葉っぱは捨ててしまっていたかもしれませんが、喉の痛みに意外なこうかがありますので大事に使いましょう。

大根の効能、いかがでしたか?はちみつ大根は、子どものころおばあちゃんが作ってくれたことがあるという人もいるかもしれません。スーパーでも買える大根は非常に身近にある“喉の痛みに効く”食材だと思います。つらいときは毎日の食材で病状がよくなるのが1番ですよね。辛いときは1度大根に頼ってみましょう!

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