のどが痛いときに効く！飲み物紹介。
はちみつ大根やはちみつレモン、生姜湯などよく知られていますね。ほかにものどの痛みをしずめるのに効果があるといわれるものがいくつかあります。その効果や作り方をご紹介します。
喉の痛み、炎症におすすめの飲みもの
喉が痛いときは、唐辛子などの辛いものや刺激が強いもの、固い食べ物などはのどの炎症を悪化させる要因になります。喉の炎症を抑える飲み物などをゆっくり飲んで安静にしておきましょう。
はちみつ大根ドリンク
のどが痛い時にもっともポピュラーな飲み物といえる『はちみつ大根』の作り方を紹介します。短時間でとっても簡単にできますから、ちょっとのどに違和感をもったらすぐに作って飲んでください。
- 大根を1cm角くらいの角切りにする。もしくは短冊切りでもよい。
- ふたのできる容器に大根を入れ、大根がつかる程度のはちみつを加える。v
- 数時間、冷蔵庫で保管する。
- 大根から出た汁とはちみつをしっかり混ぜてできあがり。
以上です。たくさん作るなら空き瓶などを利用する（できれば事前に煮沸消毒をしていると安心）といいですし、少量ならふたつきの保存容器でいいでしょう。できたものは原液を少しずつのどの流し込むように飲んでもいいですし、お湯で薄めて飲んでも効果があります。多少は大根のにおいがしますが、概ねおいしくいただけます。
レンコン生姜ドリンク
生姜は身体をあたためてくれる効果があります。紅茶や緑茶におろし生姜を少し入れるだけで、緑茶などのカテキンの殺菌作用に身体の保温効果が加わり、のどの痛みにとても効果を発揮してくれます。『レンコンの生姜湯』も作り方が簡単なので、紹介します。レンコンにはのどの炎症を抑える、痛んだのどを修復してくれる成分が含まれています。
- 〔レンコンのおろし汁 大さじ3杯〕と〔しょうが汁 ひとかけ分〕と〔水 1カップ〕を鍋に入れあたためる。
- しょうゆ、塩、砂糖などで自分の好きな味つけにする。
以上です。
温かい内に少しずついただいてください。
その他喉に効く飲み物
のどに刺激のないものを摂るようにしましょう。水は冷やさず常温で少しずつ飲むようにするといいです。冷えたりお腹の調子がよくないようなら白湯を飲むといいでしょう。あたたかいスープ、ココア、（ホット）カルピスや牛乳ものどをやさしく守ってくれます。
いずれもゆっくり少量ずつ飲むことを忘れないようにしましょう。また、のどが痛くてあまり食べられないようなときにはポカリスエットなどのスポーツドリンクも効果的です。ビタミンをしっかり摂るという意味では『クエン酸水』も非常に効果があります。クエン酸の粉末はドラッグストアなどでも売っていますよ。もちろん《食用》を使ってくださいね。
水250ccにクエン酸2,5gをよく混ぜてできあがりです。水は水道水ではなく（塩素が入っているから）天然水か浄水を使ってください。私は初めて飲んだときは、かなり酸っぱく感じましたが、だんだん慣れてきました。ただクエン酸水は歯のエナメル質が溶けるというデメリットがありますから、飲むときにはストローを使うと安心ですよ。
のどの痛みは《のどの炎症》と《乾燥》からくるものですから、飲み物は《殺菌作用》《保湿作用》《保温効果》を考えて選ぶようにするといいでしょう。