のど飴の選び方、成分や舐める頻度など

のどの痛みの始めりに、手っ取り早くのど飴をなめる人も多いのではないでしょうか?実際のど飴にはどのような効果があるのでしょうか?もちろん、痛みが完全になくなるとは言えませんが、効果ももちろんあります!

のど飴の選び方、成分や舐める頻度など

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そもそもなぜのど飴は喉に効果的に作用するのでしょうか?

のど飴の働きは大きく分けて2つあります。1つはのど飴に含まれる原料の働きで、もう1つはのど飴をなめること自体による働きがあります。

のど飴の原料が喉に効く!

1.砂糖の働き
まず主原料は砂糖なので、糖分を摂取することで弱った身体にカロリーを補給できます。それにより体力を回復し、抵抗力を高めてくれます。

2.水あめの働き
水あめは、のどの粘膜の表面に薄い膜を張る働きがあります。その膜が喉にできると、喉が保湿されるので細菌やウイルスの侵入を防ぐわけです。

3.有効成分の効果
のど飴にはさまざまな種類があります。よくのど飴に含まれるハーブや果実などの成分は、炎症をやわらげる作用があります。
 

のど飴をなめることによる働き

のど飴をなめると口の中に唾液が自然と出てきます。この唾液もよい働きをします。口の中に侵入したウイルスの増加や粘膜への付着を防ぎ、乾燥から守ります。また、唾液には免疫を高め、炎症を抑えるので、なめること自体も効果が大きいですね。
 
のど飴には何か基準ってあるのでしょうか?

のど飴の種類

実は、成分等による基準はありませんが、一括りに「のど飴」として売られています。ただのど飴の間でも商品によって成分が大きく異なることがあります。

のど飴の種類は3種類。医薬品とそうでないものがあります。パッケージに記載されているはずですが「医薬品」「医薬部外品」「食品」の3種類です。それぞれについてみていきましょう。
  
「医薬品」ののど飴は、その名の通り医薬品として有効成分が認められているものです。
商品名では「第2類医薬品」に有名な浅田飴、「第3類医薬品」の南天のど飴などは根強い人気です。。
ツライ症状ならぜひ医薬品のものを用いてください。

「医薬部外品」
医薬品に準じて有効成分によって効果が認められているものです。医薬品に比べ、効き目が穏やかで副作用が極めて少ないのが特徴です。商品名では「ヴイックス」などは医薬部外品に当たります。トラブルの原因菌を殺菌・消毒します。
「食品」
いわゆるお菓子なので、医学的な効能・効果は認められていません。食品のど飴は、初期症状のときに活用できます。食品ならではの安全性や、味の良さ、バリエーション豊富という大きなメリットがあります。

自分の症状に合わせて、3種類をしっかりと使い分けましょう。ドラックストアで薬剤師の方に相談もできますし、自分でパッケージの裏の成分や効果記載をよく見て購入ください。うるおいだけなら美味しいお菓子(食品)系、しっかりのどを殺菌するには「医薬部外品」。せきが出ているようなら効能を期待できる「医薬品」ですね。

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