もしかしたら病気のサイン?喉が痛くなる症状の病気

普通喉の痛みは風邪だから、きちんと療養すれば治ると思っていますね、でも時には喉の痛みの原因の、可能性がある病気の場合があります。いつも違ってなかなか治らない喉の痛みがある場合は、何かの病気かもしれません。ご自身の喉の症状はどんなものでしょうか、どのようなサインが出ているでしょうか。

のどが痛い症状で考えられる病気

病気

万が一、大きな病気の症状に当てはまるようなサインならぜひ早目に病院で診察をしましょう!

1 喉の痛みが原因のいわゆる風邪

鼻づまりや、喉の粘膜の乾燥、くしゃみや鼻水が出るといった症状が一般的です。また、熱や咳が出るなどもあります。これはもっとも多い喉の痛みでウイルスなどの病原体による感染です。

2 インフルエンザによる炎症

症状は風邪とほとんど似ています。特徴は悪寒、40℃近くの高熱、頭痛、腰痛、関節痛、筋肉痛、だるさ、食欲不振、まれに腹痛、下痢。風邪との違いは高熱や身体の痛みです。インフルエンザのウイルスによって感染します。

3 肺に何か問題がある場合

これも症状としては風邪と似ていますが咳や痰が止まりません。熱は微熱ですが長い期間続くので、食欲がない、だるい、疲れやすいなどの兆候が出ます。特徴としてはやせてくる、眠れない、寝汗をかく、肩こりの症状が出ます。
咳や痰が続くと身体に与えるダメージを与え、微熱で体力が戻らないので早急な治療が必要です。

4 肺炎による喉の痛みの場合

肺炎というと風邪をこじらせたイメージがありますが、いくつか種類があります。もし細菌性の肺炎の場合、ふるえと寒気がして39℃位までの熱が出ます。痰は茶色っぽい色で、せきや胸痛があり血痰が出ることもあります。
もう一つはウイルス性の肺炎があります。喉の痛み、頭痛、関節の痛み、発熱があります。吐き気や、下痢、全身に発疹が出てしまうこともあります。

5 喉の腫瘍(癌)

深刻な病気の場合もあります。がんは身体のいくつかの部位に発生しますが喉の痛みが関係する場合、喉頭癌という病気の場合があります。喉の声帯に出てしまい、中年男性に特に多い喉の悪性腫瘍です。多くの癌の原因と同じく長期にわたる飲酒、喫煙が悪影響を与えたと考えられます。この喉の病気の症状は、声のかすれから始まり、その後呼吸困難などの重い症状が現れます。
女性に多い喉の病気では、鉄欠乏症貧血が原因の輪状後部癌という喉に関係した癌があります。
がんの治療には一般に放射線治療と手術がありますが、やはり早期発見で治療することができます。

6 声帯ポリープ

この喉の病気は、癌との違いは喉にダメージを与えたり、大声をいつも出すことで喉を酷使する事などが原因で、声帯にポリープ(良性の腫瘍)が出来てしまいます。だんだん声がかすれてきたらこの病気も疑ってみる必要があります。

ただ、なんとなく痛い、いつものこと、季節のせい、仕方ない・・・そんな考えの裏には、このような様々な病気が潜んでいるかもしれません。原因を知り、風邪からの痛みなのか、インフルエンザからの痛みなのか、そこで対処することが大事です。ここで対処を怠ると、病気に繋がる原因になりかねません。「この痛みは、何か病気のせいかも・・・」という認識に変えられることが第一です。

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